2014/05/12

タイヤ交換(Roadsport → PP2CT)

正月にRoadsportに変えたばかりなのに、約3,500km程で終了。やはりパイロンぐるぐる回るとフロントのサイドから無くなっていく。自分が下手なのもあるが(笑)

リアタイヤはまだ3割くらいは残っていたので、フロントタイヤだけ変えてしまおうかと悩みつつライコランドへ。たまたまダンロップの営業の方がいて色々相談してみた。ちょうどダンロップのGWキャンペーン中で、α13が15%引きとのこと。リア残ってるしフロントだけα13に変えても問題ないか聞いてみたら、やはり「前後のプロファイルは計算されて設計されているので、前後で違うモノを使うとどうなるかわからない。リアもそんなに残っている訳ではないので、前後交換をお勧めします。」というメーカさんらしい模範解答を頂いた(笑)

まぁ、確かにそれもそうかなとも思いつつ、だったらダンロップに拘る理由もないし、むしろ違うメーカのものを履いてみたい。ツーリングタイヤまでは落とす気はないので、他メーカのスポーツタイヤを探す。
メッツラー:M5
ミシュラン:PP3、PP2CT
ピレリ:ロッコル、ロッソⅡ
ブリヂストン:S20、S20evo
この辺りで安いセット品を探そうということで二輪館へ。Pilot Power 2CTが割りと安めにあったので、あまり考えずにチョイス。

ミシュラン PilotPower 2CT


さて、インプレ。Roadsport(ロドスポ)との比較でわかりやすい様に大げさ気味に書く。

まず、バイクを跨った瞬間に違いがある。GSR750はフロントヘビーなのと、フロントサスペンションが弱いので、バイクが前のめり気味になるのだが、PP2CTに変えると前輪が上がった感覚がある。

そして走り出し。乗り心地がだいぶ違う。同じスポーツタイヤでもこうも違うか。かなり極端に書くと、ロドスポは氷の上をスパイクタイヤを履いている様な、接地感は無いけどグリップはして、「すぅー」っと進む感じ。一方PP2CTは、濡れた土の上をオフロードタイヤを履いている様で、一言で言うと「ねっとり」とした感じ。

ハンドリングもPP2CTは重い・・・。しかしこれは直進の安定性と裏返しかなと。コーナリングも体重移動を積極的にしてあげないと曲がらない。そういう意味では、GSR750がどういうバイクで、どういう走り方をしないといけないのかがわかるタイヤに思う。ロドスポは簡単にハンドルをこじる事ができるので、どちらかというと中~上級者向きかな。オフ車の様なクイックなハンドリングは変な癖にも対応できてしまうので、パワーがある分、初心者がこれで変な癖をつけてしまうと問題である。

低速旋回では、ロドスポはクイックな切り替えしができる半面、切れ込みが激しく無意識に腕でハンドルを押さえつけてしまう時がある。PP2CTは非常にナチュラルに切れ込んでいくので、そういう意味では安定感がある。切れ込みが緩い分、フロントサスを緩められるので、全体的な乗り心地はPP2CTの方が良くなると思う。サスはもうちょっといじってみよう。

「グリップ感」はどちらもある。上にも書いたが違うのは「接地感」。なかなか言葉が難しいが、乗り比べてみればきっとわかると思う。

ライフはロドスポが3,500kmだったので、PP2CTはそれより持って欲しいか。



どちらもよいタイヤだと思う。好みの部分はあるが、ロドスポは自由度が高い分バランスコントロールがシビアだが、乗りこなせば早く走れると思う。GSR750にどっちが合っているかというと、GSR750のバランスが判りやすいという意味でPP2CTをお勧めする。α13はロドスポより切れ込みが激しいらしいので、今回はPP2CTでよかったかなと思う。今度はPP3を履いてみたくなった。


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